六塚光公式ブログ


by crax_alexey

お返事その3

>プロットを練っているときなどに、困ったり、注意したりするのはどんな事でしょうか。

 複雑になりがちな話を、いかにわかりやすく読者に見せるか。こいつはいつでも課題になりますね。
 僕の作品は、ライトノベルにしては登場人物、設定共に多い方だと思います。情報の出し方を間違えると、読者には理解しにくいものになるので、そこにはかなり気を遣います。

 もう一つ、「話の流れ」と、「主人公達の感情と行動」に齟齬をきたさないようにするのも大事かと。
 作者側としては、話をこっちの方向に持っていきたい、という目論見があります。しかし、話の流れを作るために主人公を駒のように扱ってはいけない、ということです。キャラクターが不自然な行動をするのは、作者の意図が透けて見えるようでがっかりしますからねー。


>先生はレンズと悪魔をどういう風に作り上げてきたのですか?

 わかりやすく答えるなら、「担当編集と色々相談しながら作った」ってことになるでしょうか。
 レンズの基礎設定に関しては、色々と担当編集の助言をもらっています。この相談できる相手というのがかなり大切でしてね。自作品を客観的に見て、的確な助言をしてもらえる相手がいかに有用であるか、ということはプロになって痛感したことの一つです。
 他人の意見ってのは大切ですよホント。そういう相手を見つけることをお薦めします。

>他の作家のライトノベルは読まれないんですか?

 それなりに読んでます。
 そもそも、スニーカー大賞に応募したきっかけは「涼宮ハルヒの憂鬱」を読んで超おもしれーと思ったからでしてね。

>「磯野家の一族」の続きが気になって仕方がありません。あれはもう更新されないんですか?

 難しいですな。さすがにないかと。
 昔の文章なんであんまり見返したくないし……
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by crax_alexey | 2008-05-13 00:36 | 仕事