スペイン人は牛のあらゆる部位を無駄にしないという話
2008年 10月 08日
睾丸料理のレシピ本、インターネットで発売
とある男がスペインのレストランに入って食事をしようとしていた。ふとまわりの席を見渡すと、見たことのない料理をうまそうにほおばっている客がいる。あれはなんという料理なのか、と男は店員を呼んだ。
「あれは牛の睾丸でございます」店員は答えた。「当店は近所の闘牛場と契約を結んでおりまして、その日に殺されたばかりの、新鮮な睾丸をお客様に提供しているのです」
「興味がわいたな」男は言った。「同じものを注文できるかい?」
「残念ながらものに限りがございますので、完全予約制になっております。予約が空いているのは、一週間先ですね」
なるほど、と男は納得し、一週間後の予約を取って店を出た。
一週間後、男は店にやってきて、予約していた牛の睾丸を注文した。男は期待して料理を待った――が、出てきたのは、一週間前に見たものとは全然異なっていた。皿の上には小さなボールが二つ。不審に思い、男は店員を呼んだ。
「これは何かね?」
「ああ。睾丸ですよ」店員は朗らかに答えた。「ただし、闘牛では、毎日必ずしも闘牛士が勝つとは限りませんので」
というジョークを思い出した。
とある男がスペインのレストランに入って食事をしようとしていた。ふとまわりの席を見渡すと、見たことのない料理をうまそうにほおばっている客がいる。あれはなんという料理なのか、と男は店員を呼んだ。
「あれは牛の睾丸でございます」店員は答えた。「当店は近所の闘牛場と契約を結んでおりまして、その日に殺されたばかりの、新鮮な睾丸をお客様に提供しているのです」
「興味がわいたな」男は言った。「同じものを注文できるかい?」
「残念ながらものに限りがございますので、完全予約制になっております。予約が空いているのは、一週間先ですね」
なるほど、と男は納得し、一週間後の予約を取って店を出た。
一週間後、男は店にやってきて、予約していた牛の睾丸を注文した。男は期待して料理を待った――が、出てきたのは、一週間前に見たものとは全然異なっていた。皿の上には小さなボールが二つ。不審に思い、男は店員を呼んだ。
「これは何かね?」
「ああ。睾丸ですよ」店員は朗らかに答えた。「ただし、闘牛では、毎日必ずしも闘牛士が勝つとは限りませんので」
というジョークを思い出した。
by crax_alexey
| 2008-10-08 14:58
| 日常